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「あの……先程は、本当に申し訳ありませんでした……」
「あー、よくドジるんダ、彼女。キミらもお預けから食べることになっちゃって災難だったネ。待たされるだけの価値があるって保証はできるケド。」

ヴァンド=レンダーは瞠目した。

「……らっしゃい。確かにここは萬屋だが。何の用だ。」

「毎度お世話になっております、D.D.です!!! 受け取りに来ましたァ!!!」

「ね、次はどこ行くの?」

第六話スチル協力:Nass(@Ashibe_secky)・弐武大将(@P2000715)・葦部(@hg13_6)/敬称略

「わあ! アネモネ! ど、どうしたの? ぼくこんなきれいで元気なアネモネ初めて見たよ。りっぱなのは写真でしかみたことないの! すごいねえ、きれいだねえ!」
「うーん……とってきた。ばしょはいえないけど、なんとなく、みせようと。ここにきた。」

だって。貴重な栄養を拒むのは、楽しい食事を拒むのは。

次は何を壊そうかな? 考えるだけで楽しくなっちゃう!


『好きでこうなったわけじゃないのに。』

「すきだ、」
「──エマルカ。」


燃えている?

……寂しい?
……なあに、それ。

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